WWDC 2022 Keynoteまとめ #wwdc
今年もこの時期がやってきましたね!昨年、一昨年は疫病の影響で完全オンライン開催でしたが、今年は一部オフラインが戻ってきました!
初日のキーノート、ステートオブユニオンだけですが、嬉しいですね。今年は現地に行くのは諦めましたが、来年は行きたいなぁ。
Developer Centerが建設された。女性向けの開発セミナーも開催した。
iOS 16
ロックスクリーン
これまでは変更ができなかったロックスクリーンがさまざまなデザインに変更できるように。
長押しするだけでカスタマイズ画面になり、スワイプでフォントやカラーフィルタを適用することができる。
各要素をタップするとより細かい調整が可能に。
ロックスクリーン上にウィジェットの設置も可能に。
お気に入りの壁紙は複数作ることができるので、気分やシーンによって好きな壁紙をサクッと設定できそう。
ライブアクティビティ機能
一つの機能に絞って画面下に表示することができる。
集中モードによって壁紙を設定することができる。例えば仕事中にはTODOリストを表示するなどが。
また、受け取る情報もフィルタリングが可能に。
メッセージ
送信後編集や送信の取り消しが可能に。また、後で対応するために未読に設定することが可能になる。
あなたと共有APIでFaceTime中に共有する体験を見つけやすくなる。
音声入力
音声とタッチ入力の体験をスムーズに切り替えられるようになる。
Live Text in Video
一時停止したらテキストの選択が可能になる。
画像を調べる
写真アプリで写真を長押しするとAIが認識した要素だけを取り出すことが可能になる。
ウォレット
鍵のやりとりの標準化に取り組んでいる。
Tap to pay on iPhoneでiPhone同士で決済が可能に。
Apple Payで後払いが可能に。Apple Payに対応していれば開発者は特別な対応は不要。
注文の追跡機能が追加。
Map
新しい地図を11国対応追加(日本は未対応?)
複数機能を経由する機能を追加。
運転中にSiri経由で経由地を追加することが可能に。
Mapアプリ上で追加支払いが可能に。
Map SDKを大幅にアップデートしてより柔軟な開発が可能に。
スポーツ
AppleTVアプリによって待ち受け画面に試合の状況を表示することが可能に。
Apple Newsアプリで好きなスポーツチームをフォローすることができるように。
ファミリー共有
子ども用のアカウント作成をより簡単に。
家族と写真を共有する方法をアップデート。
iCloud Shared Photo Libraryで個別のiCloud空間を作成することが可能に。AIで自動的に判別してシェアされる。写真を撮る時にシェアするかどうかを選べる。
写真の編集状況もシェアされる。
プライバシー
家と車
プライバシーは守られる。ホームアプリケーションを作り直した。
カテゴリーによってわけて表示したり、部屋ごとに表示することが可能に。
待ち受け画面上で家の状態がわかるように。
CarPlay
ウィジェットも設定可能に。プライバシーに配慮しながら速度や回転数、燃料残量にアクセスして表示することが可能に。
watchOS 9
4つの文字盤を追加。
共有機能を強化。
ランニング
3つの新しいランニングの指標をとることが可能に。
体の上下、腕の振り、歩幅の長さ。
強度レベルも閲覧可能に。
心拍数によって通知してくれる。
ルートを記録して前回の結果を比較することが可能に。
水泳、自転車、ランニングをスムーズに切り替えられるように。
iPhoneにもアクティビティアプリを提供。
睡眠アプリケーション
スリープステージでより睡眠の詳細を把握することが可能に。
レム、コア、深い睡眠かどうかを閲覧できるように。
Medications(服薬)
薬の管理が簡単になる。服用が必要な時間になったら通知してくれる。
カメラで薬の読み取りが可能に。
複数の薬による影響が起こらないように警告が可能に。
健康データは家族に共有が可能。
Mac
電力効率の高いパフォーマンスを追求。
CPUもGPUもM1より向上。
M2搭載のMacBook Air
MacBook Proのように角張ったデザインに。
13.6インチディスプレイ。10億色に対応。1080pのカメラに対応。
スピーカーとマイクをキーボードとディスプレイの間あたりに配置。
Spatial Audioに対応。Magic KeyboardはTouch IDに対応。
18時間の動画再生に対応。高速充電にも対応。
M2搭載のMacBook Pro 13インチ
来月から発売。MacBook Airは$1,199~, MacBook Proは$1,299~。
macOS
ステージマネージャで複数のウィンドウを自動的に整理してくれる。コントロールセンターから起動してくれる。同じアプリケーションの複数のウィンドウも簡単に切り替え可能。
Spotlight
検索結果がよりリッチに。写真のテキストを検索したり、Shortcut.appの中身を検索することが可能に。
メール
送信取り消しやリマインダー機能の追加。検索機能の向上。
Safari
共有タブグループで友人と共有が可能に。Passkeyと言う次世代の認証を作成。Touch IDやFace IDを利用するのでフィッシングが不可能。
ゲーム
Metal 3の登場。MetalFX Upscalingで映像の品質向上。Fast resource loading APIで読み込みを更に早く。
バイオハザード VILLAGEの登場。
連携機能
HandoffをFaceTimeに拡張。通話を複数の端末でスムーズに切り替え。
iPhoneをウェブカメラに設定可能に。Center Stageにも対応。デスクビューで俯瞰の映像も撮影可能。Belkinと連携してスタンドを開発中。
iPadOS 16
天気アプリをiPadに追加。WeatherKitで天気をアプリケーションに組み込むことが可能に。
Collaboration機能で共同制作機能の提供。共有メニューからメッセージグループを選択するだけでシェア可能。FaceTimeやメッセージアプリから承認通知が届くので承認するだけで参加可能。
FaceTimeから共同スペースを作成可能。必要なものはなんでも取り込むことが可能。
ゲーム
Metal 3の提供。大きなアセットをバックグラウンドでダウンロード可能に。
Game Centerのダッシュボードにアクティビティを追加。
SharePlayでより簡単にリアルアイムのゲームに参加可能に。
Desktop-class apps API
Split Viewをより細かく調整可能に。M1チップにスワップ領域を利用可能に。
Stage Manager
外部ディスプレイのフルサポート。アプリの切り替えも簡単に。ウィンドウを重ねて利用可能に。サイズの調整も可能。最大8つのアプリケーションを操作可能。
まとめ
かなりのアップデートが発表されてとても楽しみです。
個人的には待ち受けのカスタマイズ機能がいいなぁと思いました。
毎年メッセージやFaceTimeの機能拡張が行われていますが、なかなか使いどころが無いのが難しい。
M2、MacBook Air, MacBook Proの発表もあって嬉しい人が多そう!
iPadのStage Managerでどんな体験になるのか触ってみたいなぁ。
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