見出し画像

What's new in Mac Catalystをみた #WWDC20

こちらの記事には非公開の情報が含まれているのでApple Developer Programに登録しNDAに合意している方のみ閲覧してください

この記事では本日公開された #WWDC20 のWhat's new in Mac Catalystを見たので雑にメモとして公開します。

ARKitなどはこれまではビルドすらできなかったがビルドは可能になった。(実行はできない模様)
UIResponderにpressesBegan, pressesEndedが追加されて物理キーボードのハンドリングがよりしやすくなった(ゲームなどで良さそう)。詳細はSupport Hardware Keyboard in your appという別にセッションにて。
UITableView/UICollectionViewに.selectionFollowFocusが追加されて、キーボードで選択した時のフォーカスが当たった状態の操作が可能に。
ウィンドウ操作がより細かく可能に

UISceneActivationRequestOptions.CollectionJoinBehavior
   .preferredWithoutActivating //creates a new Tabbed window without activating
   .preferred //creates a new Tabbed window
   .automatic //follows system preference
   .disallowed //create a new top level window

カーソルの操作が可能に

NSCursor.hide()
NSCursor.unhide()

画像の変更も可能そう。
カラーピッカー(UIColorWell/UIColorPickerViewController)も追加。UIDatePickerもよりMacらしいUIに変更。UIButtonにプルダウンメニューを表示させることが可能に。詳しくはDesign With iOS Pickers, Menus, and Actionsという別のセッションにて。

モーダルのシートが独立さウィンドウになったことでAuto Layoutに対応していればサイズの変更が可能に。ポップオーバーがNSPopverで表示されるようになった。Optimized for MacでよりMacらしいUIになる。(77%縮小されていたのが100%表示に、なったりボタンがよりMacらしくなる)詳しくはOptimize the interface of your Mac Catalyst Appというセッションにて。

SwiftUIに追加されたCommandも対応。SwiftUIからツールバーも表示可能。詳しくはWhat's New in SwiftUIというセッションにて。

拡張機能
写真編集拡張機能が追加され対応した。iPad向けのWidgetはMac Catalystでも期待通り動作する。詳しくは Meet WidgetKitセッションにて。
Universal Purchase
iOSで購入した物はMac Catalystでも購入扱いとなるがuse iOS Bundle Identifierのチェックを外すとオプトアウト可能。
ToolbarStyle

UITitlebarToolbarStyles
   .unified
   .compact
   .expanded
   .preference

でスタイルを変更可能。詳しくはAdopt the New Look of macOSセッションにて。

アクセントカラー
Asset Catalogで設定可能。ハイライト時などに設定可能。上書きもできる模様。

まとめ

Mac Catalyst向けアプリを出しているので気にしていました。個人アプリで試してみようと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?