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Platforms State of the Union #WWDC

開発者向けのアップデートの発表です。二度寝に失敗してとても眠いですが頑張って追っかけたいと思います。

Xcode Cloud

今日から利用可能。

Xcode Cloudの値段

Vision for Platform

Swift

Concurrency, Actorモデル, distributed actor(分散アクター)で並行プログラミングがより容易に。

正規表現リテラルのサポート
Playgroundで結果を見やすく表示
Regex Builder

someやanyキーワードで汎用コードを書くのがより簡単になる。

SPM

Package PluginでXcodeのビルド時にコードを呼び出すことが可能になる。Lintやフォーマッタを呼ぶことができるようになる。
Xcode Cloudでも実行できる。

高速化

ビルド速度もアップ。iOS 16では更に起動時間が速くなる。

SwiftUI

ナビゲーションAPIの拡張

ディープリンクなどにも対応可能。

新しいグリッドAPI。カスタムレイアウトの作成も可能。
ハーフモーダル、シェアシートにも対応。
既存のアプリケーションを段階的にSwiftUIに置き換えできる。

Swift Charts

図形表示フレームワーク。SwiftUIと同様の構文で図形描画が可能。VoiceOverにも対応。

様々なグラフの表示に対応

プレビューエリアでダークモードの切り替えや複数端末での表示切り替え、画面の向きの切り替えが簡単に。
macOS向けにMenuBarExtraでメニューの機能を提供可能。

System Experience

ロックスクリーン

  • Circular

  • Rectangular

  • Inline

の3種類のウィジェットが提供可能。WidgetKitでAppleWatch向けのウィジェットの開発が可能に。

Live Activity

ウィジェットのリアルタイムアップデート。アニメーションで更新も可能。

Collaboration

Message Collaboration APIを利用すれば共同作業がより簡単に実装可能。共有シート、D&Dなどから共同作業が可能。共同作業の画面から通話に戻るのも簡単。

App Intents

App ShortcutsによっておSiriに追加する必要がなくなる。Spotlightからもアクセス可能。Siri IntentsファイルをワンタップでApp Intentsに変換可能。

Passkeys

Touch IDやFace IDで登録・ログインが可能。デバイスをまたがって利用することが可能。サーバーは公開鍵だけを持つ。

WebAuthnを利用している

新しいAPI

iPadでDriverKitが利用可能に。外部デバイスの利用が可能になる。
watchOSでCallKitにもアップデートが入った。
広告主向けのAPIを更新。
ScanRoomで簡単に部屋の3Dモデルを作成可能。
集中モードで表示させるコンテンツを管理。

Metal 3

アセットの読み込みを早くして起動時間を短縮。レンダリングは実行時ではなくコンパイル時に作っておくことができる。

MapKit

3D都市の提供。3D標高機能の追加。アニメーションやダークモードのサポート。Look Aroundもサポート。Apple Maps Server API。

WeatherKit

サポートしている機能

どこからでも利用できるREST API。Swiftで簡単に利用できる。

呼び出し回数と値段。

Live Text

Live Text API、クイックアクション。Data Scanner API。日本語、韓国語のサポートを追加。

まとめ

Xcode Cloudが今日から利用可能なのは嬉しいですね。値段も割と現実的なラインかなぁと思いました。(使ってみないと分からないですが)
SPMのプラグインでLintやFormatterを呼び出せるようになると言うことで、新規アプリの開発がよりやりやすくなりそうですね。
Swift Concurrencyはまだキャッチアップできてないので少しずつ触っていきたいなぁ。
明日からはセッションやラボも始まりますね。何をみようかなぁ。

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