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そういえば社会のアクセシビリティってどうなってるんだっけ

最近社内的にウェブ/アプリのアクセシビリティを向上させる動きが活発になっています。
記事にもなってるのでご存知の方もいるかもしれません。

活動はまだまだ始まったばかりで勉強中の身ですが、ふと「そういえば現実(社会)のアクセシビリティってどうなってるんだっけ?」と思って、たまたま出社の用事があったので主に駅のアクセシビリティについて見てきました。

エレベーター/エスカレーター

エレベーター

エスカレーター

エレベーターやエスカレーターは普段から利用してる方も多いと思いますが、脚が悪い人にとってはとても大事なアクセシビリティの一つだと思います。
僕は駅のエレベーターはなるべく使わないように意識していますが、海外旅行など重たいキャリーケースを持っているときなんかは重宝させてもらった記憶があります。

点字ブロック

駅のホームの点字ブロック

正式名称は「視覚障害者誘導用ブロック」というらしいです。

真っ直ぐなのを「誘導ブロック」、点状のほうを「警告ブロック」というのですね。
主に目が見えない方向けのアクセシビリティの一つですね。
繁華街だとこの上に自転車とか置いてあることもありますが、このブロックが大事な人もいるのでそういうことはやめましょう。

点字

電車のドアの位置を知らせる点字

点字ブロックは主に2つの意味しか持たないですが、点字はそれ自体に情報を持ちます。
マスが決まってて、そこに音を当てはめるルールのようですね。濁音や半濁音は2マスを使ったりするあたりが文字コードみたいだなーと思いました。

ちょっと勉強したぐらいじゃなかなか読めるようにはならなそうですが、こちらも点字ブロック同様に目が見えない方向けのアクセシビリティの一つで、上に何か置いたり、壊したりしないようにしましょう。
ちなみに階段自体のアクセシビリティは悪いのですが、階段にある手すりにも点字があって、「アクセシビリティが向上されてるな」と思いました。

階段手すりにある点字

券売機

そういえば券売機で切符はどうやって買うんだろうと思ってよく見るとタッチパネルの下に物理キーボードがありました。

券売機の物理キーボード

Suicaのオートチャージに頼ってるせいで、こういうのは普段意識しなかったのですが、今度このキーボードで切符を買ってみたいなと思いました。

オリンピック・パラリンピックのアクセシビリティガイドライン

うちの猫が早朝騒いでて寝付けなかったときにネットサーフィンしてたら見つけたのですが、絶賛開催中のオリンピック・パラリンピックのガイドラインが公開されていました。

無観客開催になったので、どこまで活用されているのかはわからないですが、こういった資料が公開されることで、今後建築される建物とかにも生かされるのかなーと思うと重要な資料だなぁと思いました。
ちらっと眺めて見るだけで、現実世界のアクセシビリティを探すヒントになるかもなーとも思いました。

まとめ

出勤・帰宅時に見つけたものをとりあえず掲載してみたのですが、「他にもこんなアクセシビリティがあるよ」、とか、教えてもらえたら嬉しいです。(他にパッと思いつくのはスロープとか多機能トイレとか?)
そんなこんなで今年の9月に開催されるiOSDC Japan 2021でnoteのiOSアプリで実装したアクセシビリティの全てという話をします。

日時は2021/09/18 14:10〜 Track Aです。ここでは note 社でどうやってアクセシビリティ向上を進めていったのか、どういった問題があって、どう解決していったのかをお話しするつもりです。観に来てくれたら嬉しいです。
ちなみに同日のお昼にはスポンサーセッションで note 社の動画が流れる予定です。こちらも観に来てくれると嬉しいです!

iOSDC楽しみですね!

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